こんにちは、森山です。
今回の記事は
- なんのために働いているのかわからなくなってきた?
- これから、どんなふうに仕事を選び、向き合っていけばいい?
そんな悩みを持った方にお伝えしたい内容となっています。
このブログでは、コーチングやソーシャルワークの理論などを基盤にお伝えしています。
共感・貢献ひとり起業伴走型サポートLabを運営しています。ブログのほか様々なメディアで情報提供しています。(Xはこちら)・(YouTubeはこちら)
今回は
仕事とは何か?
ということについて、情報を整理し、まとめました。
- 理想の暮らしを実現する働き方と暮らし方を実現したい
- 誰かの役に立ちたい。
- 身につけた専門性や資格を活かしたい。
そう思って選んだ仕事なのに、気づけば自分の時間や心がすり減っていく。
無料での対応や、やりがい搾取と言われるような指示命令が増える。
実質、申し出を断れなかったり、夜中になっても頭のどこかで仕事が終わらなかったりもする。
それでも、真面目な人ほど「自分の努力が足りないだけ」と思ってしまう、この構造において
- 「そもそも仕事ってなんでしたっけ?」
- 「仕事にどう向き合えばいいですか?」
という疑問を持つのは当然です。
でも、まずお伝えしたいのは、
その苦しさは、あなたの優しさの問題というより、「仕事」という言葉の捉え方が、いまの社会の常識に引っ張られすぎているのかもしれないということです。
そもそも「今の常識の仕事」はこう捉えられがち

現代の「仕事」は、知らないうちに、
- 金を稼ぐための手段
- プライベート以外の時間は「仕事」であり、やりたくないこと(労働時間)
- 指示命令に従うこと、言われたことをやること
- 評価や成果が出ることが正しい
- できる人ほど、より多くの業務を抱える
というようなことになってしまっているのではないか?
そんなふうに思います。
この枠組みで働くほど、対人援助職の人や優しい気持ちを持ちながら仕事をする人は苦しくなりやすい。
なぜなら、あなたの強みは本来
- 人の話を丁寧に聴く
- その人の背景を読み取る
- 変化が起きるまで伴走する
- 関係性の中で回復や成長を支える
といった、時間と注意深さが必要な営みだからです。
「効率よく」「短時間で成果を」と求められるほど、あなたにとっては違和感が生じる。
そして、その違和感が歪みになり、それを真面目で優しい気持ちを持つ人が一身に引き受けてしまう。
だから、ここで一度立ち止まって、問いを戻したいのです。
仕事って、そもそも何でしたっけ?
仕事を正面から考え直さないとマズイ理由

「仕事=金稼ぎ」「仕事=指示に従う時間」とだけ捉えると、次のことが起きます。
- 暮らしが後回しになる(休む、整える、味わう、関係を育てる、が削られる)
- 自分の価値観が置き去りになる(正しさが外側にある状態が続く)
- 優しさが搾取されやすくなる(境界線が引けず、善意が漏れていく)
- 続けるほど、役に立てなくなる(疲弊すると支援の質も落ちる)
対人援助職の方や、誰かの役に立ちたいと思い取り組んでいる方にとって「続けられること」は大事です。
途中で「投げ出すこと」「続けられなくなること」が、ある意味では誠実さのない行為と捉えられ、信頼を損なうことにもなってしまう。
だからこそ、仕事の意味について考えるときに、続けられる形に編み直す必要があるということです。
仕事は「営み」だと捉える

暮らしと営みのしごと工房では、仕事をこう捉え直します。
仕事とは、暮らしを支え、社会とつながり、明日をつくっていくための「営み」。
ここでの「営み」は、根性論でも意識高い話でもありません。
- 暮らしと仕事を分断しない
- 自分らしさを保ちながら、日々を丁寧に紡ぐ
- 誰かの役に立つことと、自分を大切にすることを両立する
- 結果だけでなく、過程にも価値がある
そんな在り方のことを「仕事」と捉えると、どうでしょうか?
一方で、「仕事」と関わる行為として「稼ぐ」ということがある。
稼ぐのは大事です。
ただ、稼ぐために暮らしが壊れるなら、その仕事は長く続かない。
だから、仕事はまず「暮らしや営みを豊かにするもの」であり、「継続して行われる営み」である必要がある。
私たち、暮らしと営みのしごと工房はそこを出発点にします。
優しさを仕事にするための境界線

対人援助職の「強みは優しさ」であり、「優しさは強み」です。
でも、優しさを「善意のまま差し出し続ける」と、どうなるか?
枯れ果てて燃え尽きる可能性があります。
ここで大事になるのが境界線です。
境界線は、冷たさではありません。
続けるための誠実さです。
たとえば、こんな線引きです。
- 相談に乗れる時間帯と、乗れない時間帯
- 料金と、無料で対応しない範囲
- 連絡手段と、返信の目安
- できることと、できないこと
境界線があるから、安心して関われる。
安心して関われるから、支援は深くなる。
結果として、相手にとってもあなたにとっても「良い仕事」になっていきます。
「何をするか」の前に「どう在るか」

ではここからは、実際に仕事を作っていくということについてみていきますね。
「独立」することを考えた時や、副業を考えるとき、つい「何を商品にするか」「どう集客するか」に意識が向きます。
これらは、もちろん大切です。
でも、その前に揃えておきたいのが「自分にとって大切なものを守ること」です。
工房が中心に置いているのは、次の3つ。
- 急がず(焦りで形を歪めない)
- 比べず(自分の歩幅を取り戻す)
- 削らずに(続けられる条件を先に決める)
このポイントを元に、一人一人の「想い」に基づいて行動し、仕事を小さく生み出して、磨き上げていき、形にしていく。
具体的には、メニュー設計、価格、発信、働くペースの「背骨」になります。
暮らしと営みのしごと工房からの「問い」

この記事は、正解を押しつけるためではなく、読者が自分の言葉で仕事を再定義できるためのものです。
よければ、次の問いを持ち帰ってください。
- いまの仕事は、私の暮らしを支えているだろうか
- 私の働き方は、大切にしたいものを守れているだろうか
- 私は誰の、どんな困りごとに、どんな関わり方をしたいのだろうか
- 続けるために、どんな境界線が必要だろうか
このような問いを自分に投げかけ、「仮の答え」を出してみていただくといいかもしれません。
そして、「未来を見据えて何をするのか」ということを考える。
これが、「仕事を作り出す」という営みです。
最後に|小さく仕事を生み出していく

最後に、具体的にこれから仕事を生み出したいと思う方にオススメの「行動」として、小さな提案を置いておきます。
- 助けたい相手を「たった1人」だけ思い浮かべる
- その人の「困りごと」を1つ、言葉にする
- 「自分が削れない条件」(時間、体力、感情、お金)を先に決めて、具体的に相手の役に立つ行動をとる
仕事を考え直すことは、甘えでも逃げでもありません。
自分の人生と、誰かの人生に対して誠実であるための再設計です。
暮らしを壊さず、急がず、比べず、削らずに。
あなたの優しさが、長く届き続ける形を、一緒に編み直していけるといいですね!
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